VR

先日、示唆に富む話だなあと思うことがありました。

知人に、ジストニアの話をしたら、VRを使って脳の誤差動を治せないかな、ということでした。

ちょうど、今読んでいる本に似たような話が出てきました。

脳がすでに構築したモデルと、感覚情報を元に戻すために役立つ可能性があるのかもしれません。

人々の中へ

ロシアの言葉に「ヴ・ナロード」というスローガンがあります。

「人々の中へ!」

 

過激なスローガンだったことは、ともかく、今の私は「人々の中へ」戻ることが使命だと考えています。

つまり、社会生活に戻ることです。

 

そのためには、手術するのか、しないのかが問題でした。

手術をして復帰した人の話は、ネットで見たり、医師には聴きました。

 

しかし、私は手術しないで復帰する選択をしました。

手術には大きな決断とリスクが欠かせません。

 

私は私の選んだ道で「人々の中へ」戻る決断をしたのです。

脳内イメージ

意識的なリハビリには、

脳内イメージが欠かせません。

 

脳は、身体と密接に連携をしているからです。

 

イメージには、主観性が必要だということで、

前向きな心持ち、ポジティブ思考を持つようにしました。

 

すると、少しずつですが、

脳機能が回復していくことを実感してきました。

意識的なトレーニング

身体と神経系の連続性は、元々末梢神経系を介して、身体から脳へと伝達されていたようです。

しかし、これは時代遅れの見方だと言います。

今では、神経結合は互いに機能的に結びついているというのが一般的です。

ジストニアは、不随意運動のため、意識的なトレーニングが効果的だと考えました。

人との関わり

社会復帰には、人と会うことも欠かせません。

私は元来人見知りです。
しかし、職業柄そうもいってられません。

仕事では、人に会うことでエネルギーをもらいます。

もちろん、その逆もあります。パワーを吸いとられます(笑)

それでも、対面する相手から伝わる思いや情熱、真摯な姿勢などは、やはり力になります。

そのため、なるべく面倒くさがらず、積極的に人に会うことにしました。