Entries from 2019-05-01 to 1 month

シナプス強化

繰り返しによる信号が神経ネットワークを伝わって、誤作動を起こしたのであれば逆もまた真なりです。つまり、意識的な行動で、シナプスを強化し、元の自分の感覚を焼きつけました。 猫のニューロンの数は人間の脳の1%しかありません。人間はそれだけ複雑だ…

VR

先日、示唆に富む話だなあと思うことがありました。知人に、ジストニアの話をしたら、VRを使って脳の誤差動を治せないかな、ということでした。ちょうど、今読んでいる本に似たような話が出てきました。脳がすでに構築したモデルと、感覚情報を元に戻すた…

意識的な行動

脳の意識にのぼらない組織もつねに働いています。 私たちは通常その営みを自覚しません。逆にリハビリでは、意識的に自分の身体を動かすことで、元の自分を取り戻そうとしました。視覚を駆使して、意識的な運動が効果を発揮したと思います。

人々の中へ

ロシアの言葉に「ヴ・ナロード」というスローガンがあります。 「人々の中へ!」 過激なスローガンだったことは、ともかく、今の私は「人々の中へ」戻ることが使命だと考えています。 つまり、社会生活に戻ることです。 そのためには、手術するのか、しない…

脳内イメージ

意識的なリハビリには、 脳内イメージが欠かせません。 脳は、身体と密接に連携をしているからです。 イメージには、主観性が必要だということで、 前向きな心持ち、ポジティブ思考を持つようにしました。 すると、少しずつですが、 脳機能が回復していくこ…

意識的なトレーニング

身体と神経系の連続性は、元々末梢神経系を介して、身体から脳へと伝達されていたようです。しかし、これは時代遅れの見方だと言います。今では、神経結合は互いに機能的に結びついているというのが一般的です。ジストニアは、不随意運動のため、意識的なト…

人との関わり

社会復帰には、人と会うことも欠かせません。私は元来人見知りです。 しかし、職業柄そうもいってられません。仕事では、人に会うことでエネルギーをもらいます。もちろん、その逆もあります。パワーを吸いとられます(笑)それでも、対面する相手から伝わる思…

脳の配線

脳細胞とその接続は途方もない数です。誤作動を起こすのは不思議ではないと認識することも重要でした。脳は常に自分の回路を書き換えています。逆説的に考えれば、間違った脳の配線を繋ぎ治すこともまた可能だということです。脳は程度の差はありますが、回…

歩くことと脳の関連性

毎日適度に歩くことも心がけました。 病気になる前も、よく歩いていました。しかしながら、歩行のスピードが早すぎたと思います。早歩きは、思考能力を低下させます。早く歩くと注意が歩くこと自体に向けられます。思考しながら、歩くには適度なペースを保つ…