脳の配線
脳細胞とその接続は途方もない数です。誤作動を起こすのは不思議ではないと認識することも重要でした。
脳は常に自分の回路を書き換えています。逆説的に考えれば、間違った脳の配線を繋ぎ治すこともまた可能だということです。
脳は程度の差はありますが、回復することが多いのです。
歩くことと脳の関連性
毎日適度に歩くことも心がけました。
病気になる前も、よく歩いていました。
しかしながら、歩行のスピードが早すぎたと思います。
早歩きは、思考能力を低下させます。
早く歩くと注意が歩くこと自体に向けられます。
思考しながら、歩くには適度なペースを保つ必要がありました。
脳の複雑性
土曜日、数か月ぶりずっとお世話になっている方にお会いした。
私の回復ぶりに驚いていました。
「なんで、そこまで回復した?」と問われ、
「脳への理解が深まれば、病気と闘うことができるのではと考え実践した」答えました。
脳の微細な回路は、複雑性に満ちています。
複雑だからこそ、理解が欠かせません。
医師やその他の協力を得ながらも、
自分自身で治すという気持ちが大切だと思います。
5.体力を取り戻すため、運動を欠かさない
5つ目は、体力を取り戻すために、運動を欠かさないことです。
発症して、病名がわかってから、しばらくはふさぎ込みました。
それと同時に、身体の自由がきかないため、
食事もとりづらく体重も大幅に減ったのです。
治療も思ったほどうまくいかず、
希望も打ち砕かれて家でふさぎ込むしかありません。
しかし、復帰するためには、
落ちた体力をもとに戻す必要がありました。